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マクロ経済は「お金」ではなく「社会全体」を設計する学問
マクロ経済(国家経済論)は、単なるお金の帳尻合わせではありません。 国家経済を、「予算をどのように配分するか」という会計論だけで理解しようとすると、本質を見失います。 仮に、お金の収支だけが経済のすべてであるならば […]
迷信・中間論・理論 ― 人類の知の三層構造 ―
現代社会では、「理論」が最も価値の高い知識であるという考え方が一般的です。しかし、人類の歴史を長い時間軸で眺めると、知識には必ずしも理論だけが存在していたわけではありません。 私は、人類の知の体系は、**「迷信」「中 […]
公共財は贅沢であるほど国民は豊かになる
公共財に関する議論では、「無駄な公共事業」「公共財は贅沢であるから歳出を削減すべきだ。」という意見がしばしば見受けられます。 そこで、一つの思考実験をしてみましょう。 仮に日本において、公共財予算を半減させ、「もっ […]
民主主義と社会主義の相互補完
20~21世紀の経済論で先述したとおり、私は、21世紀以降の国家経済は資本主義と共産主義(社会主義)の長所を相互補完する方向へ進むと考えています。 この考え方を政治体制という観点から整理すると、民主主義と社会主義の相 […]
20~21世紀の経済論 ― 資本主義と共産主義の止揚
20世紀から21世紀にかけての経済思想を振り返るとき、最大のテーマは、資本主義と共産主義(社会主義)の対立と、その歴史的評価であります。 両者は対立する思想として語られることが多いのですが、本質を整理すると、その違い […]
国家経済論のゴール ― 「貧困のほとんどない経済社会」の実現
これまで本書では、国家経済の構造、貨幣経済の本質、公益経済、絶対的経済力と相対的経済力、そして市場経済の本質について考察してきました。 では、これらの理論を踏まえた上で、国家経済論が最終的に目指すべきゴールとは何で […]
貨幣経済の形態論 ― 貨幣の価値を支えるものとは何か貨幣経済の形態論
貨幣経済は長い歴史の中で発展してきました。その発展段階を整理すると、①純粋な貨幣経済、②金本位制、③管理通貨制の三段階に分類することができます。 この三段階を理解することは、単なる貨幣制度の歴史を学ぶことではありませ […]
新自由主義を論じる前提 ― 本来の自由主義と現代政治上の新自由主義
新自由主義を論じるに当たっては、その前提となる本来の自由主義とは何であったのかを正確に理解する必要があります。本来の自由主義を理解しないまま新自由主義を論じると、現代経済に対する評価を誤ることになります。 そこで、本 […]
核兵器時代と世界平和論
第二次世界大戦におけるアメリカによる原子爆弾投下については、現在に至るまで世界中で賛否両論が続いております。 一方では戦争終結を早めたという評価があり、他方では大量の民間人を巻き込んだ非人道的行為であったという評価も […]