公共財と国家経済の役割論
―「もったいない」という個人経済の価値観を国家経済に適用してはいけない― 前回、「マクロ経済の現実論その原点」として、国家経済における基本的な構造について述べました。 その中心的な考え方は、国家経済を一つの大きな経済 […]
マクロ経済の現実論その原点
―国家経済と民間経済の貨幣循環を理解する― これまで、マクロ経済の現実論について、応用的な分野を中心にさまざまな考察を行ってまいりました。 しかしながら、初めて当ホームページをご覧になる方にとっては、個別分野の議論よ […]
資本主義と労働者保護の相互補完――次の時代の政治経済理念
1.資本主義と労働者保護は対立概念ではない 20世紀以降の経済論において、大きなテーマとなったのは、資本主義(市場経済)と社会主義(労働者保護)のどちらが正しいのかという議論でした。 しかし、現代において重要なことは […]
円借款と公共財から考察する貨幣経済論
―お金の価値は技術・産業力によって決定される― 1.貨幣の本質とは何か 皆様は、日常生活において「1万円で何が購入できるか」という視点で、お金の価値を判断されています。 確かに貨幣経済では、貨幣は商品・製品・サービス […]
時代転換期における政治理念の再構築
―古い成功体験から未来志向の国家運営へ― 1.長期政権が持つ功績と課題 戦後日本の政治において、自民党政権は長期間にわたり国家運営を担ってきました。 高度経済成長期からバブル経済期に至るまで、日本は世界有数の経済国家 […]
格差是正と市場経済の調和
―平等ではなく、公正な社会を目指す経済論― 1.格差是正という議論の前提 近年、国内外を問わず「格差是正」を掲げる政治家が増えています。 所得格差、資産格差、地域格差など、社会に存在する格差を問題視すること自体は重要 […]
経済政策の名称ではなく、国家経済の構造を見る
~アベノミクス・サナエノミクスから考察するマクロ経済の現実論~ この原稿の基となる文章は、やや以前に執筆したものですが、現在の経済政策を考察するうえでも重要な内容を含んでいるため、再整理して掲載いたします。 経済政策 […]
政治家の評価基準とは何か
~市民経済論から国家経済論へ転換する必要性~ 政治学者、社会学者、評論家などの発言で、しばしば次のような趣旨の意見を耳にします。 「政治家は、理念や考え方が正しかったとしても、結果が悪ければ責任を負わなければならない […]
政治家に求められる本当の資質とは何か
~原理を理解し、各界の力を結集する政治力~ 政治家としての資質とは何でしょうか。 一般的には、 など、さまざまな表現が用いられます。 しかし、これらは時代や社会状況によって評価が変化するものであり、絶対的な基準とは […]